天然水とミネラルウォーターの違いについて

天然水とミネラルウォーターはよく混同されることが多いですが、1990年に農林水産省によって品質表示のガイドラインが作られています。

まず水は「ナチュラルウォーター」「ナチュラルミネラルウォーター」「ミネラルウォーター」「ボトルドウォーター」の4種類にわけられます。

名前が似ていてわかりにくいですがそのうちの初めの2つの「ナチュラルウォーター」と「ナチュラルミネラルウォーター」がいわゆる天然水と呼ばれるものです。

この2つは沈殿、ろ過、そして加熱殺菌以外の処理を施していないことが基準になります。

また3つ目の「ミネラルウォーター」が一般的に言われるミネラルウォーターですが、これと先の2つの違いは、沈殿、ろ過、加熱殺菌以外に他の処理を施していることです。
たとえば複数の原水を混合させたり、含まれるミネラル分を調整したりオゾン殺菌などの処理をすることです。

またこれらの3つとも特定の水源から採水された地下水である点は共通しています。

4つ目の「ボトルドウォーター」ですがこれは処理における規定はありません。
飲用できる水であればよく、種類としては純水や河川の表流水、また水道水などがあげられます。